こんにちは。こっこです!
子育てを通して教育に興味を持ち、先日「教員資格認定試験」を受験してきました。
通学や教育実習なしで教員免許を取得できるので、働きながら教員を目指したい方にはぴったりの試験です。
教員資格認定試験ってなに?
通信や夜間大学に通ったほうがいいんじゃないの?
教員資格認定試験は、広く一般社会に人材を求め、教員の確保を図るため、大学等における通常の教員養成のコースを歩んできたか否かを問わず、教員として必要な資質、能力を有すると認められた者に教員への道を開くために文部科学省が開催している試験です。
独立行政法人教職員支援機構HPより
ちなみにこの試験で取得できる免許は小学校教諭二種免許です。
社会人になってから教員免許を取得するためには以下の3つの方法があります。
- 私が受験した「教員資格認定試験」で教員免許を取得する方法
- 特別免許状を取得する方法
- 大学(夜間や通信も含む)や短期大学に通い取得する方法
【社会人からの教員免許取得方法の比較表】
教員資格認定試験 | 特別免許状 | 大学や短大に通う | |
---|---|---|---|
メリット | ◎低コスト ◎生活スタイルを大きく変えずに済む | ◎社会人経験がそのまま生きる(例:看護師をしていた人が高校の「看護」の特別免許で教壇にたつ等) | ◎確実性がある |
デメリット | ×試験に合格しなければならない | ×高い専門性と経験を求められる ×10年間の期限付き(2022年時点) | ×時間と費用がほかの二つに比べて大きくかかる ×スクーリングや実習のときは会社を休む必要がある |
費用 | 受験料(\25,000) テキスト代 | 授与料(\5,200) | 学校の授業料 (40万前後~) |
難易度 | 合格率15%前後 (2021年文部科学省説明資料より) | 専門的知識と経験を認められ「教育職員認定」に合格すれば取得。 | 教職課程を修了できれば免許取得 |
取得までにかかる期間 | 最短1年(試験に合格するまでなので人によって違う。) | 社会人として専門的経験を積む年数が必要 | 正規学生なら入学から卒業までの期間 科目履修生なら必要な科目の科目取得終了まで |
低コストで働きながら取得を目指す方には「教員資格認定試験」はおススメと言えます!
ただマイナー試験なので専用のテキストがなく、教員採用試験対策のテキストを代用したり、勉強方法が分かりにくいところもあります。
「今年は試験あるの?」と言った声も出るほど、試験自体の存続も確かなものでは無いようです。
とはいえ勉強内容は最終的に目指す教員採用試験の内容と同じなので、無駄にはならないと思います。
働きながらチャレンジできるのでお仕事をやめられない人にはぴったりの「教員資格認定試験」!
次回からは教員資格認定試験についてより詳しく、また実際に受験した様子や試験勉強の方法などを解説していけたらと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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